OMAS 18K金ペン付きインク止め式万年筆のご紹介です。インク止め式とは中芯にてインクを止め置き、尻軸を緩めることによりペン先にインクが供給されるようになる仕組みのことを指します。元は教師の方や刑事さん、小説家などのハードライターに愛用されていた品です。現在ではほぼナミキ製の万年筆にしか搭載されておらず、金ペン付きを手に入れようと思ったら150000円は軽くします。今回ご紹介するペンには軟ペン好きには伝説的に語り継がれるOMASの金ペンが付いており、そのしなやかに撓む様といえば最高の書き味です。ペン先切り割りが非常に長く、ハイレグ調に削り込まれたペン先を丁寧に一昼夜掛けて研ぎました。さりさりと実に気持ちの良い音を立てのびのびと筆記ができる最高に書味の良い満足感のあるペンです。パイロットカートリッジの優に10倍以上インクが入ります。ペン先代金だけで40000円を支払い、高名なペン先職人の方に譲って頂いた最高のペン先がついています。更に軸代もかかっており、砥ぎにもかなり時間をかけており、完全に赤字ですが、万年筆マニアの方にも満足できる品をお届けできるかと思います。初心者の方にこそ使っていただきたいペンです。軸が八角になっており、そのとおりに持つだけで完璧に角度が決まります。心地よい持ち重りのする軸には漆が塗られており、いくら書いていても手が疲れません。この時代のOMASのイリジウムは大変硬く、長持ちいたします。玄孫まで軽く持つペンです。筆記具の種類...万年筆